府中市小柳町の小児科・内科・アレルギー科、野々田小児科内科

野々田小児科内科

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予防接種

予防接種について

予防接種について
当院ではお子さまの感染予防のための予防接種だけではなく公費負担の高齢者インフルエンザワクチン・肺炎球菌ワクチン接種をはじめ、各種の予防接種を行っております。
どの予防接種を受けたらいいのか。など、気兼ねなくご相談ください。
予防接種について詳しく記載してあるサイトがございますので下記リンクからご覧になってください。

予防接種時間表

 
10:30~11:30
16:30~17:30

▲火曜日は午後14:30~16:30まで予防接種と乳児健診だけを行います。

当院で行っている予防接種・ワクチン

1)定期接種

B型肝炎ワクチン
・B型肝炎とそれに伴う肝硬変・肝臓がんを予防するワクチンです。
(ワクチンの種類)不活化ワクチン
(対象年齢)生後2カ月~1歳未満
(接種回数)3回:4週間隔で2回、1回目から5~6カ月たってから1回の合計3回

ヒブワクチン
・ヘモフィルスインフルエンザ菌b型という細菌による細菌性髄膜炎や喉頭蓋炎など命にかかわる重症な病気を予防するワクチンです。
(ワクチンの種類)不活化ワクチン
(対象年齢)生後2カ月~5歳未満
(接種回数)4回:4週間隔で3回、3回目から7カ月以上あけて、1歳を過ぎたらすぐに4回目を接種
※生後7カ月以降で開始する場合は接種回数が異なります。ただし生後5、6カ月から細菌性髄膜炎にかかることが増えるので、それまでに免疫をつけることが重要です。生後2カ月から開始しましょう。

小児用肺炎球菌ワクチン
・上記のヒブと同様に肺炎球菌という細菌による重症な細菌性髄膜炎や敗血症などを予防するワクチンです。
(ワクチンの種類)不活化ワクチン
(対象年齢)生後2カ月~5歳未満
(接種回数)4回:4週間隔で3回、3回目から60日以上あけて、1歳を過ぎたらすぐに4回目を接種
※生後7カ月以降で開始する場合は接種回数が異なります。ただしヒブワクチンと同様の理由で生後2カ月から開始することが望ましいです。ヒブワクチンとセットで受けましょう。

四種混合ワクチン(DPT-IPV:ジフテリア・百日咳・破傷風・不活化ポリオ)
(ワクチンの種類)不活化ワクチン
(対象年齢)生後2カ月~7歳6カ月未満
(接種回数)4回:3~8週間隔で3回、3回目の約1年後(6カ月後から接種可能)に4回目を接種。
※百日咳は乳児早期にかかるほど重症となります。生後2カ月になったらすぐに接種を開始しましょう。ヒブ、小児用肺炎球菌、B型肝炎、ロタウイルスワクチンなどとの同時接種がお勧めです。4週間隔で接種しましょう。

ロタウイルスワクチン
・ロタウイルスによる胃腸炎(嘔吐下痢症)を予防するワクチンです。ロタリックス(1価ワクチン、2回接種)とロタテック(5価ワクチン、3回接種)の2種類があります。
(ワクチンの種類)生ワクチン、口から飲むタイプのワクチンです。
(対象年齢)生後6週から開始できますが、ヒブ、小児用肺炎球菌ワクチンなどと同時に接種するため生後2カ月から開始しましょう。ロタウイルスワクチンは受けられる期間が決まっています。初回は生後14週6日(生後3カ月半)までに開始してください。ロタリックス(2回接種)は生後24週までに、ロタテック(3回接種)は生後32週までに接種を完了してください。
(接種回数)ロタリックス(1価ワクチン):4週間隔で2回接種、ロタテック(5価ワクチン):4週間隔で3回接種
※ロタウイルスには多くの型があります。ロタリックス(1価ワクチン)はおおく流行する1種類のウイルスをカバーしています。ロタテック(5価ワクチン)は5種類のウイルスをカバーしています。ただし1価ワクチンでもタイプの似ている他の種類のウイルスにも作用を示すので、作用は2種類のワクチンでほぼ同等とされています。
※腸重積について:原因は不明ですが腸が腸の中に入り込んでしまい腸閉塞を起こしてしまう病気です。腸重積になると腹痛のため10分ごとくらいに不機嫌になってグッタリすることをくり返し、血便を認めます。早急な処置が必要となります。ロタウイルスワクチンでは接種後の腸重積の発症率がわずかに上がることが分かっています(10万回の接種につき3~4例)。週数がたつにつれて自然に腸重積になる率も上がります。少しでも腸重積の発症リスクを減らすため、初回の接種は生後14週6日までに開始しましょう(それ以降ですと接種はできなくなります)。


BCGワクチン
・結核を予防するワクチンです。小さいお子さまがかかると重症な肺結核(粟粒結核)や結核性髄膜炎になるリスクがあります。
(ワクチンの種類)生ワクチン
(対象年齢)生後5カ月~8カ月未満1歳未満まで接種できます)
(接種回数)1回

MRワクチン(麻しん・風しん混合ワクチン)
・麻しん、風しんを予防する重要なワクチンです。日本は麻しんが排除されたと世界保健機関(WHO)から発表されました。しかし、いまだに外国から持ち込まれた麻しんウイルスによって麻しんが発生しています。風しんについても2012年~2013年にかけて主に成人男性を中心に流行し、妊娠初期に感染した妊婦さまから先天性風しん症候群(難聴、白内障、先天性心臓病などをもつ)の赤ちゃんが多く生まれ、社会問題になったことは記憶に新しいところです。1歳になったらすぐに接種を開始しましょう。
(ワクチンの種類)生ワクチン
(対象年齢)第1期1歳~2歳未満第2期小学校就学前年度の1年間(幼稚園・保育園の年長クラス)
(接種回数)第1期、第2期それぞれ1回ずつ

水痘ワクチン
・水痘・帯状疱疹ウイルスによる水痘(水ぼうそう)を防ぐワクチンです。平成26年から定期接種になりました。水ぼうそうには皮膚の重い細菌感染症などの合併症があります。また水ぼうそうにかかると、治ってもウイルスは体内からは消えず神経細胞に潜んでいます。成人・高齢者になって抵抗力が下がった時に帯状疱疹を発症します。現在高齢者に対して帯状疱疹の予防・再発予防にこの水痘ワクチンが接種できるようになっています。
(ワクチンの種類)生ワクチン
(対象年齢)1歳~3歳未満
(接種回数)2回:1歳になったら早めに(MRワクチンとの同時接種も可能です)1回、1回目から6~12カ月後に2回目を接種しましょう。(3カ月を空ければ2回目は接種可能です。)

日本脳炎ワクチン
・日本脳炎ウイルスに感染した豚の血液を吸った蚊によって人に感染します。かかっても多くの人は症状が出ませんが、脳炎を発症してしまうと障害が残ったり、命にかかわることもあります。西日本を中心に子どもの患者さまも報告されていますし、温暖化などの影響で北へ広がりをみせ平成27年には千葉県で乳児の患者さまが報告されました。
(ワクチンの種類)不活化ワクチン
(対象年齢)第1期3歳~7歳6カ月未満第2期9歳~13歳未満
(接種回数)4回:1期初回を1~4週の間隔で2回。2回目から6カ月~1年後に1期追加を1回。9~12歳で2期を1回。
※一時接種が見合わせられていた時期があり、1995年4月2日生まれ~2007年4月1日生まれの方は、特例措置が適用され20歳まではワクチンを受けられます。
※日本脳炎ワクチンは生後6カ月から接種が可能ですが、その場合は専用の予診票が必要となります。                                

二種混合ワクチン(DT:ジフテリア・破傷風)
(ワクチンの種類)不活化ワクチン
(対象年齢)11歳~13歳未満
(接種回数)1回

HPVワクチン(ヒトパピローマウイルス)

・子宮頸がんの主な原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を予防するワクチンです。9価「シルガード9」、4価「ガーダシル」、2価「サーバリックス」の3種類があります。

(ワクチンの種類)不活化ワクチン                                          (対象年齢)小学6年生から高校1年生の年齢に相当する女性(標準的な接種期間は中学1年生の年齢)※                             (接種回数)2~3回(9価ワクチンの場合、初回接種が15歳未満では2回接種。15歳以上では3回接種)

積極的勧奨を差し控えていた期間に接種機会を逃した方を対象に、キャッチアップ接種が行われています。詳しくは府中市のホームページをご参照ください。https://www.city.fuchu.tokyo.jp/kosodate/shussan/boshinokenko/yobo/shikyukeiganyobouwakutin.html

 


2)任意接種(料金は税込み表示です)

おたふくかぜワクチン
・おたふくかぜ(ムンプス)ウイルスによる感染症です。合併症として髄膜炎や難聴があります。髄膜炎は激しい頭痛や嘔吐を来します。難聴も怖い合併症です。全く聞こえなくなるレベルの重い難聴を起こすことがあります。ほとんどが片側性ですが、まれに両側とも難聴になることがあります。約1,000人に1人の割合と言われています。任意接種のため自由診療となってしまいますが、しっかり免疫をつけるには2回接種することが勧められます。
(ワクチンの種類)生ワクチン
(対象年齢・接種回数)1歳を過ぎたら早めに接種しましょう。MRワクチン・水痘ワクチンの次、または同時接種が勧められます。2回目の接種は1回目から2、3年あけて、MRワクチンの2期(年長クラス)の頃までに受けましょう。
(費用)5,500円

インフルエンザワクチン
・ご存知の通り、毎年冬~春にかけて流行します。インフルエンザそのものも高熱が出て全身の痛みなどつらい症状が出ますし、肺炎や脳炎・脳症など怖い合併症もあります。抗インフルエンザ薬(タミフルなど)もありますが、やはりワクチンを接種して発病予防または重症化予防をすることが勧められます。
(ワクチンの種類)不活化ワクチン
(対象年齢)生後6カ月以降
(接種回数)生後6カ月~13歳未満は2~4週間間隔で2回接種、13歳以上は1回接種です。ただし13歳以上でも受験や大事なイベントが控えている場合は2回接種も可能です。
(費用)その年により異なります。ホームページのお知らせを参照してください。